AIに作業をお願いて、しばらく待ってみたものの思ったような回答が来ない…という経験はありませんか?
人間では見切れないほどの情報を分析してもらえるのはAIの強みですが、一方で回答が出てくるまでは自分が思っているような回答が出てくるのか?がわからないのもAIの特徴です
ここでは、Claudeをベースに作業前に「何をするの?」を確認できる「プランモード」をご紹介します
Claudeのモードとは
Claudeは、基本的には以下3つのモードをシフトキー+タブキーで切り替えができます。
- 通常モード(default)
- Plan モード
- Auto-accept edits(acceptEdits)モード
それぞれ特徴を見ていきましょう
通常モードの特徴
特に何か意識せずClaudeを起動したときは、通常モードになっています。
このモードの特徴は、何かファイルを操作したり、パソコンでコマンドを実行する(ファイルを新しく作ったりするなど)をするたびに、「これ実行していいですか?」と聞いてくるモードです
毎回作業の可否を確認されるため、安全性は高いもののちょっと人間側は面倒に感じることも多く、何でもOKにしている人も多いのではないでしょうか(急にファイル消したりすることもあるので気を付けてください!)
Claudeは、毎回許可は得ようとしますが、その権限の幅に制限はないです。無意味に管理者権限を得ようとする等は考えにくいですが、重要なファイルを消してもいいですか?とか、このサービスインストールしていいですか?とか秘匿情報が入っているファイルを見ていいですか?とかあまりAIに触れさせたくない、無意識でOKとしては危ない作業も含まれるのでご注意ください
Planモードの特徴
Planモードは、ファイルを編集したりせず、入力した依頼に対して「こういう計画で言われたことやるね」と表示します。また、計画を立てるに必要な情報の確認もClaudeがしますので、とりあえずざっくりとした入力内容から始められることもポイントです
試しに、北海道への2泊3日の旅行計画を依頼してみました

このように、旅行はいいけどいつ行くのか、エリアはどこか、移動手段は…等、諸々旅行計画検討に必要な情報を確認してくれます。
企業内における活用の観点では、予算はいくらか、いつまでのタスクなのか、緊急性はどうか、等の観点で質問してくれます。
今回は夏・札幌と小樽を中心に、公共交通機関と徒歩で行ける絶景スポットにしてみました。
私が登録した内容をもとに検討を進めてくれています。

少し待つと方針を出してくれました。これがPlanモードの特徴です。
結果的には札幌2泊するのがいいらしいです。ざっとした1日の計画も立ててくれました。
絶景を重視しましたが、海鮮グルメも入れてくれている空気の読めるところはClaudeらしい動きです。

この後の作業は、このままauto-acccept(自動で作業してもらうモード)で進めてもらうのか、それともmanuallyモード(通常モードのような毎回実行可否を判断するモード)で進めてもらうのか、Planモードを継続するのか、手動で入力するのかを選べます。
Yesになっている選択肢を選ぶと、計画に基づいて調査やファイルの作成などを行います。Noの場合は再び計画を練ったりします。
手動入力だけ特殊で、作業してもいいんだけどこういったこと考慮してね、という指示であったり、もっとこういうのを計画に入れ込んで、ということを指示できます。当然作業してOKと指示を出すと作業が開始されます。
Auto-accept edits(acceptEdits)モードの特徴
上記にあったauto-acccept(自動で作業してもらうモード)を選択すると、ファイル編集を毎回確認せず自動承認で進めます。コマンド実行は確認することが多いですが、作業を速く回したい時にオススメのモードです。
ただし、実は変えてほしくないファイルを変えてしまうということもあるので、作業環境には注意が必要です。やたらと触ることはないですが、万が一はあるのでご注意ください。特定の触れてほしくないファイルは触らないよう指示に入れたりするなどして回避策を検討しておいてください。
ここでは、問題ないと判断してAuto-acceptモードで進めてみて、以下のファイルが生成されました
# 北海道 2泊3日 旅行プラン(夏・札幌小樽中心)
## Context(このプランの前提)
- **時期**: 夏(6〜8月)— ラベンダーや緑、夜景が快適な季節
- **エリア**: 札幌・小樽中心(2泊3日なので移動は最小限に)
- **移動**: 公共交通(JR・地下鉄・バス・ロープウェイ)+徒歩
- **重視点**: 絶景・自然
- **方針**: 欲張らず、札幌泊を拠点に小樽と近郊の絶景を日帰りで巡る「拠点固定型」。荷物を毎日動かさず疲れにくい構成にする。
宿は **札幌(大通 or すすきの周辺)に2連泊** を推奨。どこへ行くにもアクセスがよく、夜のグルメも充実。
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## Day 1:新千歳空港 → 札幌市内(夜景)
| 時間 | 内容 | 移動 |
|---|---|---|
| 午前〜昼 | 新千歳空港着 → JR快速エアポートで札幌駅(約40分) | JR |
| 昼 | 札幌駅周辺でランチ・ホテルに荷物預け | 徒歩 |
| 午後 | **大通公園**〜さっぽろテレビ塔、北海道庁旧本庁舎(赤れんが)、北海道大学ポプラ並木で夏の緑を散策 | 地下鉄・徒歩 |
| 夕方 | **藻岩山ロープウェイ**で日没〜夜景(日本新三大夜景)。市電+ロープウェイでアクセス | 市電+ロープウェイ |
| 夜 | すすきので夕食(味噌ラーメン or ジンギスカン) | 徒歩 |
- ポイント:藻岩山は日没30分前に山頂着がベスト。夏の日没は19時頃なので逆算して行動。
## Day 2:小樽 日帰り(運河・天狗山の絶景)
| 時間 | 内容 | 移動 |
|---|---|---|
| 午前 | JRで札幌→小樽(快速約35分)。車窓から石狩湾の海岸線が絶景 | JR |
| 午前〜昼 | **小樽運河**、堺町通り(北一硝子・オルゴール堂)散策、寿司屋通りで海鮮ランチ | 徒歩 |
| 午後 | **天狗山ロープウェイ**で山頂へ。小樽の街と石狩湾の大パノラマ | バス+ロープウェイ |
| 夕方 | 運河のガス灯が灯る夕暮れ〜ライトアップを楽しむ | 徒歩 |
| 夜 | 札幌に戻り夕食、または小樽で海鮮を堪能してから帰る | JR |
- ポイント:小樽は徒歩中心でコンパクト。天狗山は夏の夜景も美しいので、時間が合えば日没まで粘るのもあり。
## Day 3:近郊の絶景 → 帰路
重視点「絶景・自然」に合わせ、**公共交通で行ける自然スポット**を1つ選んで締めくくり。フライト時間に合わせて調整。
**選択肢A:支笏湖(しこつこ)**※新千歳空港方向で帰路と相性◎
- 札幌駅前 or 新千歳空港から路線バスで支笏湖へ。日本有数の透明度を誇るカルデラ湖。遊覧船や湖畔散策。
- 帰り:支笏湖→新千歳空港のバスでそのまま空港へ(荷物移動が最小)。
**選択肢B:定期観光バスで青い池・美瑛(絶景フォト派向け)**
- 札幌発の定期観光バス(要事前予約)で美瑛「青い池」やラベンダー畑へ。移動は長いが運転不要で絶景密度が高い。
**選択肢C:のんびり札幌仕上げ**
- 白い恋人パーク、円山公園・北海道神宮、二条市場で海鮮丼など。午後の便でも安心。
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## 予約・準備チェックリスト
- [ ] 航空券(往復、できれば新千歳IN/OUT)
- [ ] 札幌2連泊の宿(大通/すすきの周辺)
- [ ] Day3で選択肢Bにする場合:**定期観光バスの事前予約**(席が埋まりやすい)
- [ ] 交通系ICカード(Kitaca/Suica等。札幌地下鉄・市電・JRで利用可)
- [ ] 夏でも朝晩は涼しい → 羽織るもの1枚
- [ ] ラベンダー狙いなら見頃は概ね **7月中旬〜下旬**(時期が合えば選択肢Bの価値が上がる)
## モデル費用感(1人・目安)
- 宿:8,000〜15,000円 × 2泊
- 市内交通+小樽往復+ロープウェイ:1日あたり2,000〜4,000円
- 定期観光バス(選択肢B):6,000〜8,000円程度
- ※航空券・食事は別途
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## 確認・調整のポイント(実行前に詰めると良い点)
1. **Day3の行き先**(支笏湖/青い池ツアー/札幌仕上げ)をどれにするか
2. フライトの到着・出発時刻(Day1の行動量とDay3の締め方が変わる)
3. ラベンダーを最優先するか(見頃時期と日程が合うかで選択肢Bの採否が決まる)
あまりにも指示が簡単だったせいか、全く作業の可否など判断することなく上記内容が書かれたファイルが生成されました。ファイルのありかを探すのが面倒だったので、ここにおいてね、という指示を追加しておけばよかったです。
結果を見てみると、一般的といえるような旅行プランな印象です。もっとあれが好き!と指示に入れておけばもう少しカスタマイズされた旅行プランになるかもしれませんが、内容自体は無理のないスケジュールな印象です。
最後に
このように、Planモードを使うことで、具体的な作業が走る前に何をするのか?どういうことを調べるのか?ということを事前に確認して作業指示を与えることができます。PlanモードだけOpus等のトークンを多く利用するモデルで調査して、実作業はSonnetのような比較的トークンを使わないモデルにする等、トークンを節約して作業をすることができます。
実際の作業においても、OpusをPlanで使って確認した後、指示だしやレビューをOpus、実作業はSonnetにしてトークンを節約したりしています。Planモードであればそこまでトークンを使いすぎることもないので、使い分けの参考にしてみてください。